これまで前身オーナー時代「鉄道空港LIVE くま×3」として公式サイトを用意していましたが、2024年7月10日の夜間よりURLを変更しています。
具体的には、鉄道ファンの待合室のドメインに内包(サブドメイン化)を実施しており、既存のURLからは自動で遷移(301リダイレクト)する方法で、ご覧の皆様にとっての影響は特段ありません。
8月1日で事業譲受から1周年を迎えるにあたり、2年目の方針等についてお伝えします。
今後の本サイトの運用について
処遇を決めかねていたので現状維持としていましたが、今後はメインのサイト(https://train-fan.com)で扱うほどではないライブカメラに映った車両の動き・列車についてを簡単なトピックとして更新するニュースサイト的な役割を付加していく方向でリニューアルを進めていきます。
旧配信時代のコンテンツについて
前身オーナー時代にモデレーターさんが作成してくださったコンテンツについては、原則として削除をせずに残置しつつ必要な箇所は適宜リニューアルを進めます。
サイト移転前から掲載していたコンテンツは旧来のロゴマーク等が混在する格好となります。
旧来サイトに画像・記事を掲載していた方で、削除などのご要望があればメインサイトのお問い合わせフォームからご連絡いただけますと幸いです。
ライブカメラの今後の方針など
2022年2月よりアクセス数増加などの広告収益・アクセス数増加施策に取り組んでいますが、現状としては年間数十万円の赤字を垂れ流しながらもサイト収益から補う形で運営を保っている状態です。
地権者さまへの謝礼(端的に言えば家賃のような格好でお渡ししています)・電気代・固定回線代・メンテナンス時の交通費が各配信ごとに掛かる主な支出となっており広告収益を遥かに上回る状態で、この固定費削減は2022年時点で実施済みとなっておりこれ以上の削減は困難です。
また、2021年以前と比較して現地メンテナンス訪問頻度を下げることで交通費を抑制している体制と機材の経年劣化から、機材トラブルによる配信機会損失の頻度が増加しています。
これに加え、今後は既存のカメラの土台・本体の更新時期を迎えることとなり、現状を超える支出が見込まれる状態です。
これまでも多くのご視聴の皆さまからスーパーチャット・スーパーサンクス・メンバーシップなどでご支援をいただいており、厚く御礼を申し上げます。
応援してくださる方から更なるお力添えをいただきたいことをお願いしたく、各ライブカメラの現状と今後の方針をお知らせします。
映像の利用について
前オーナー時代は切り抜き拡散推奨としていましたが、譲受からこれまではYouTube以外での映像利用は禁止としていました。
前提としてアイドル・YouTuberなどが切り抜き映像等を許諾している理由は自身の知名度向上効果が権利損失を上回るからです。
ライブカメラ配信の場合、他の媒体に投稿されたところで珍しい列車が走ったという情報だけが拡散されてライブ配信の視聴者数増加には繋がらないことがほとんどであるほか、映像利用について利用趣旨を逸脱した悪用などのトラブル対応などを考えるとデメリットの方が大きい状態でした。
映像利用についてのリクエストは非常に多いことは認識していますが、赤字でもなお運営を続ける目的が鉄道趣味サイトとして一次情報発信を重視しているからであり、鉄道趣味者にライブ配信映像を素材として提供することが目的ではありません。
一方で、ライブカメラ配信を日頃から応援してくださる方にまで一律で制約をかけることが適切なのか否かという観点での妥協点は以前から検討しており、今回のサイトリニューアルと併せて二次利用禁止の原則は維持しつつ、特定の条件を満たした場合に限り投稿可能へと緩和します。
具体的には、配信元映像に直接アクセスが可能な投稿でのみ利用可能とします。
2023年7月以前によく見られた「〇〇ライブカメラから」などといった抽象的な引用元提示・全員の目に留まらないリプライ欄へのURL記載などは引き続き不可とし、使用した配信のURLを誰にでも分かる場所に明記したのみ認めることとしています。
詳細は下記の変更後のガイドラインをご参照ください。
大宮操車場ライブカメラの現状と今後
アクセス数としては現状の4カ所で最も多い状態が続いています。
現状としては2024年1月に配信を終了した南福岡ライブカメラの機材を予備として所有している状態で、これの有効利用を目的に今後2方向配信を実施(南向きカメラを新設)する方針で検討を進めています。
画角として配信が可能なことと、通常時の再生回数が最も多いことから本箇所で実施予定です。
新設工事には5万円程度の支出を要する見込みです。
日暮里ライブカメラの現状と今後
日暮里ライブカメラは立地上の都合で夜間帯の光源が乏しい状況は改善不可能ですが、最近は日中時間帯のご視聴が増加傾向です。
現状としては骨組み・カメラともに比較的経年が浅いため、当面は現状維持の方針です。
向日町操車場ライブカメラの現状と今後
新設時に作成された骨組みの劣化が進んでおり、早急なリニューアルが必要な状態です。
特に本箇所では根幹部分が深刻な状態となっていて、修繕時にはゼロから敷設をやり直す必要がある状況で、リニューアル工事には10万円以上の追加支出を要する見込みです。
鳥飼車両基地ライブカメラの現状と今後
ドクターイエローの運転終了時期が公表されたことで、最近は運転日に視聴される方が多くなっています。
こちらも新設時に作成された骨組みの劣化が進んでおり、将来的な修繕作業が見込まれる状態です。
現時点ではドクターイエローが運転終了となる2027年ごろまで維持が出来るよう、優先順位の高い向日町・大宮の改修が済んだ後の適切な時期に修繕を実施する方針です。
OFUSEの運用開始につきまして
鉄道ファンの待合室ではWEBサイトではGoogle Adsenseでの広告表示、YouTubeも同様に広告収益により運営資金を確保しています。
昨今では個人サイトのアクセス弱体化・アドブロックの普及・広告単価の減少など逆風となる要素が多く、他の中堅・大手鉄道個人サイトと比較すると取材に出向くことで記事を更新する頻度が高い高コスト体質も相まってサイト収益からライブカメラの赤字を補っている体制の限界も感じている状態です。
昨今では5秒以上の広告視聴を必須とする大手WEBメディアなども増えてきていますが、これ以上の広告量増加は避けたく考えています。
今回、特に運営費用を圧迫しているライブカメラ存続を目的に、今回新たにOFUSEの運用を開始することとしました。
OFUSEでは1文字2円の「支援付きレター」を送ることができ、皆さまがお支払いいただいた金額の90%が鉄道ファンの待合室の受け取り分となります。
YouTubeのスーパーチャット・スーパーサンクスより少額の100円からメッセージが送信可能で、かつクリエイターへの還元率がYouTubeより高く設定されています。
追加修繕費用の総額を算出してクラウドファンディング形式で支援を募る方式も検討しましたが、維持管理という継続的なご支援を賜るにはOFUSEのようなツールが最適と考えました。
旧来のYouTubeメンバーシップ会員さま向けの近況報告に類似した格好で、OFUSEでも活動報告などを今後実施予定です。
OFUSEでのメンバーシップ会員制度は現時点で実施していませんので、月額制のメンバーシップ参加は引き続きYouTubeからご参加いただけますと幸いです。
・OFUSE
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